自担と美勇人くん
たらこパスタ。
彼を応援している人なら知っているであろう、我が自担の好きな食べもの第1位だ。
そのたらこパスタに惜しくも及ばなかったものの、堂々の第2位に君臨するもの。それが森田美勇人である。もう一度思い出してほしい、これは彼の好きな食べものランキングである。
彼の美勇人くん大好きエピソードはこれだけではない。仲のいいジャニーズの人に名前をあげるだけではなく、最近のマイブームは美勇人くんと話すことであるし、得意なこと、自分あるある、マイルール、ストレス解消法すべて美勇人くんをいじることである。…...まあ、この雑誌のアンケートはある意味ネタに走ったともいえるが、それでも毎月のように雑誌で、自分たちのコンサートで、美勇人くんの話を出すのは、Love-tuneのメンバーを除いて彼だけのようなものである。そう、美勇人くんはもうTravis Japanではない。
トラジャ担の語るあの夏からたくさんの時が流れた。美勇人くんがTravis Japanを去ってからもうすぐ1年が経とうとしている。時間の流れというのは恐ろしいもので美勇人くんのいないトラジャに最近ようやく慣れてきたものである。Zeppでの単独公演を無事に成し遂げ、大きな爪痕を残したLove-tune。私が最初に出会い、好きになった頃の美勇人くんとはいろんなことが変わってしまったけれど、これが彼の選んだ道。メンバーの脱退が相次ぎ、結成して何年も経っているのにオリジナル曲の一つももらえないようなグループと、結成したばかりの一番勢いのあるグループ。選択を迫られたときに後者をとるのは不思議なことではない。もし私が同じ立場に立ったらそうするだろうもん。その選択が彼自身の意志なのか、はたまた何か圧力がかかったのか。真実が明かされることはもうないのだろうけれど、美勇人くんがむこうで活躍してくれるなら。彼のやりたいことができるなら。それでもかまわない。快く、とは言えないけどその背中を押した。悲しいことに誰かを見送ることに慣れてしまっていた。
美勇人くんが去って行った後もこっちではこっちの時間が流れた。最年少は急に姿を消してしまったし、新しくかわいらしい2人が加わった。ファンの数だけ様々な考えはあるだろうけど、新生の7人でまとまってきた今日この頃。私個人の思いとしては(この場合まだ事務所に残っている)去って行った2人に今更トラジャに戻ってきてほしいとは思わない。かつてのTravis Japanと今のTravis Japanではなにもかもが変わりすぎた。
今までのトラジャは繊細で切ないながらもその儚さの中に強さがあったけど(まさにso Crazy)これからのトラジャは(まだ新生7人のパフォをしっかり見たのがDWMだけだからかもしれないけど)かわいさ爆発兼高い志を持った希望溢れるアイドル的な強さ。強いのベクトルが違う。過去も今も未来もトラジャは強い
— たき (@Tulpe_TJ) 2018年2月8日
もう美勇人くんがトラジャに戻ってくる隙間はないと思う。プレゾンカンパニーとしての概念的な、精神的な意味ではTravis Japanは美勇人くんにとっての永遠のホームだけど、今のトラジャの雰囲気はかつてのそれとは違う。初めてのオリジナル曲、夢のHollywood。美勇人くんが踊っている姿見たかったな。でも、Dance With Meを踊ってる美勇人くんは想像できなかった。今のTravis ようちえん Japanを端的に表しているこの曲と美勇人くんがミスマッチすぎて、やっぱり違う、美勇人くんはもうTravis Japanではない、と思わざるを得ないんだ。美勇人くんの技術があれば踊りこなすことなんて簡単なことだろうけど。
そういう風に考えていました。
変化が訪れたのはおそらくこのころだったと思う。
心がいっぱいいっぱいだから外堀から埋めていくって訳で自担関係ない話からすると、HiHiいつのまにかまたsついてるやん!と1番興味を持ちそうなグループなのに興味を示さなかったっておかしくない?です
— たき (@Tulpe_TJ) 2018年3月5日
(若干の不適切な発言をお許しください。あと、このときはジャニーズJr.チャンネルに少し否定的だった)
衝撃の興味を示さなかった事件。
ここでいったん、あれ?って思った。今までなんとな~く推されてんな~(すと)とか干されてんな~(トラジャ)と思ったことはあれど、4グループ(SixTONES, Snow Man, Love-tune, Travis Japan)はほぼ横一線に並んでいた。少クラや各種雑誌などの露出、ジャニアイ等舞台での出演量、サマステやJr.祭りの公演数などなど。多くの点でこの4グループは肩を並べていた。それが一瞬にして崩れ落ちた瞬間だった。
それから突如表れた特別番組協力の申し込み。結果的にこれはウチのガヤがすみません!の番協だったのだけれど、そこに書かれている出演グループにLove-tuneの文字はなかった。SixTONES, Snow Man, Travis Japanは出演しているのに。やっぱりおかしい。
その後Summer Paradise開催の発表。ここにもやはりLove-tuneの文字はなかった。EXシアターではHiHi Jetsや東京B少年を中心に7MEN侍、少年忍者、ジャニーズJr.SPなど若いJr.たちが公演をしている。TDCホールではそれまで肩を並べていたSixTONES, Snow Man, Travis Japanそして宇宙Six, MADE, 内くんが。Jr.担の夏と呼ばれる季節なのに、どの会場にもいない。公演をしていないどころか、見学にも表れない。少クラにもいつのまにか出演しなくなっていた。生存確認ができるのは、月1回のアイドル誌のみ。噂でものごとを判断したくはないけれど、Love-tuneになにかがあったことは明確であった。
そしてついにおもてだって表れてしまった。Myojo10月号。Love-tuneの文字はなくなった。あるのは、ながつ、顕嵐ちゃん、美勇人くんの名前だけ。しかも同じ括りには、てらがいる。まだ確定かどうかはわからない。噂に踊らされたくない。でもしれっと変わっていくのがこの事務所なんだよな。浮き沈みの激しいジャニーズJr.。昨日まで同じラインで踊っていた人が急にいなくなっていることも珍しくない世界。その荒波に13年ももまれ続けている美勇人くんはやりたいことをできているのだろうか。なんのためにトラジャは、トラジャ担は、彼を見送ったのだろう?私はその選択をした方が彼の幸せだと思ったから、それが彼の成功につながると思ったから。だからその背中を押したのに。どうして?ねえどうして?
美勇人くんがトラジャに戻ることを望めば、戻ることはできる気がする。トラジャはそういう人たちの集まりだから。ファンだってあのダンスエースが戻ってくるのなら反対する人は少ないだろう。もともといた人なのだから。
私はトラジャ担だし、美勇人担ではない。自担がいなくなったこともない。Love-tuneや美勇人くんをずっと応援している人からすれば、外野が意見するな!って思うだろうけど。でも外野だからこそいえることなのかもしれない。
これほどまでに誰がいるのかが争点になるようなグループはない。
これからLove-tuneがどうなってしまうのか。Travis Japanはどこに向って進んでいくのか。一ファンである私にはなにもできない。ただただ彼らの行く末を見守っていくのみである。結局私は去年から、Love-tuneを横目で見つつ、Travis Japanを応援していくというスタンスを変えることができない。これがいちばん自分が傷つかずにすむ方法だから。みたい人も、みたいグループも同じ場所にいる。
その成果を見るのが楽しくてただそこにトラジャが存在してくれてることに感謝して。だからね‼︎トラジャには絶大な信頼を寄せてるし期待してるから2018年も応援するよ‼︎ってことです。たくさんの経験を積んで大躍進の年になればいいなあ!
— たき (@Tulpe_TJ) 2018年1月18日
あの夏の終わりが2017.8.17ならこの夏の始まりは2018.8.18なんですよ…人数は同じだけど中身は違う、いや良いところを残しつつ新しく生まれ変わった7人。1年の時を経てまた思い出に残る夏が来るなんて!
— たき (@Tulpe_TJ) 2018年6月8日
人を気遣う優しすぎる彼らだけどもう少しわがままになってもいいんじゃないかなって思うよ。トラジャがそこで素晴らしいパフォーマンスを披露しているだけで私はうれしいのだから。
Travis Japan、今年も思い出に残る夏をありがとう。
P.S.何かの手違いでもし自担がこのブログを読むことがあれば聞きたいことがあります。あなたはみゅーとくんの話をしないと死んでしまうとかの病気か何かなの?こちらとしましてはあなたに死んでしまわれると大変困るので、これからも引き続きみゅーとくんの話をしていただきたいです。
(美勇人くん大好きだよ!)
……という激重ブログを夏の終わり頃に書いていたのだけど、公開する勇気がなくて下書きに残したままでした。
11月30日。少クラの放送。Travis Japanはソングオブ2018として夢のHollywoodを選んだ。2番。「過ぎた1幕は 積み上げる Experience 俺たちの2幕 Life is Musical」Jr.祭りのアンコールで初披露したあの感動がよみがえった。この感情を一人で抑えきれずにすぐさまTwitterに駆け込んだ。ねえ、Travis Japanすっごくきらっきらの笑顔で、表情が晴れやかで、この1年間の充実感を物語っているでしょう?
私のTLは盛り上がっていた、別の話題で。
Jr.といえども所属タレントの去就という大事なことはちゃんと情報開示しろよとは前々から思っていたけど、いざされると混乱、頭が真っ白、グループ全員7人ともなんて。
美勇人くんの話題を嬉々として語るトラジャも、朝が早いといいつつトラジャ公演の見学に来てくれる美勇人くんも、もうこれからは見ることはできないと思うと心が締め付けられる。たとえグループが異なっても良い関係のままであることは十分に伝わってきていた。これからは名前を出すことすら許されなくなってしまうの?やだ、そんなこと耐えられない。
12月30日。年内最後の帝国劇場にて行われるアイランド。美勇人くんは見学に現れた。あ~~~!!!もう本当にそういうところ!最後の最後までジャニーズとして、仲間の公演を見届けてくれたんだなあ。
かつて雑誌のインタビューで「最後の1人になってもTravis Japanでいたい」と語っていた美勇人くん。その言葉の通り2017年はぎりぎりまでトラジャとして活動しようとしてくれた。キスマイのMコロバックとしてともに立ってくれた。2018年はトリプルかいとの曲(Up & Down and Up & Down, Yo Dance!)の振り付けをしてくれた。Mコロとほぼ同じ時期に行われた内くんのサマパラにはいなかったし、トリプルかいとの曲を振り付けしたときはもう完全にトラジャではなかったし、「最後の1人になっても」という部分を見ると、約束が違うじゃん!と泣き叫びたくなった。でもトラジャでいたいという気持ちが見て取れるような行動の数々に、やっぱり美勇人くんだなあとうれしくなる。
ああ、言いたいことの半分も言えてないなあ。かといってこの感情をうまく言い表す言葉を私は知らない。
毎年年越しは家でカウコンを見ている。家族はジャニーズに興味がないので、ガキ使見せろよと文句を言われつつ、録画してるんだから別にいいじゃんと言い返しその時間だけチャンネル権は私の元にある。もちろんカウコンも録画しているけど。まさか年越しのカウントダウンがそのまま美勇人くんとの別れのカウントダウンになるなんて誰が予測していただろうか。
東京ドームではたくさんのジャニーズタレントがこの1年を振り返っている。
年越しまであと10秒。
京セラとの中継もつながっている。年越しの準備は整った。
5,4,3,2,1,
新しい1年が始まった。